広島に帰ってみると桜が随分開いています。
本願寺の桜は、ようやく咲き始めたところですが、府中ではもう桜の下でお弁当を開いて“お花見”をやっていました。
京都は遅いんですね。
そういえば、京都は北へ北へと桜前線が登って行き、4月いっぱい楽しめると聞いたことがあります。.
広島県府中町の寺院「龍仙寺」の前住職です。
徒然日記をブログにしてみました。
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昨日は、本願寺にお勤め頂いた職員の皆さんの中から中途退職される方々の「退職辞令交付式」がありました。
それぞれ事情があってのこと、致し方ないことですが、残念且つ、寂しい限りです。
とはいえ、これからも宗門人としてそれぞれの立場で活躍されることであり、
お念仏繁盛のため所を変えて頑張っていただきたいと念じています。
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虎の間玄関の前にピンクの綺麗な花が咲いていたので桃だと思っていたら、梅でした。
しだれ梅。
造園師さんが、ハサミを入れ形を整えられました。
この枝、落とそうか?
相談されながら、バッサリ切ってすっきり。
また、あせびの木もばっさり。風通しがよくなりすっきりしました。
あせびは、馬酔木と書く通り、この木の葉を食べると馬が酔って寝てしまうとか。
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外観の修復が完成した飛雲閣の工事用の足場がどんどんはずされています。
これから内部の修復が始まります。
それが完成すれば、飛雲閣の庭園である滴翠園の整備も考えています。
全ての完成には、しばらくかかりそうですが、完成すれば見違えるように美しい飛雲閣、そして滴翠園の誕生となることで、夢は膨らみます。
降誕会ではとりあえず、美しくなった飛雲閣を見て頂く予定です。
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昨夜の新幹線はほぼ満席でした。
たくさんの人と一緒なんですが、一人ぼっち。
勿論、それを寂しいなどと思うわけはありません。
でも、心が病んでくると職場や家庭で多くの人に囲まれていても、いや多くの中にいればいるほど人は一人ぼっちになるようです。
そんな私だからこそ、阿弥陀さまは寄り添って下さっているのでした。
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最近、簡単に人が壊れています。
いたれりつくせりの時代。
そんな時代になったからでしょうか?
私の小学生時代は、先生に拳骨(げんこつ)を入れられるのは当たり前。
どうかするとビンタや竹の根で作った根ぶちで頭をたたかれる。
そんな時代でしたからみんな逞しかった。
しかし今は、浄土真宗の御法義が届いていません。
優しさが売り物の現代社会です。
「念仏は無碍の一道なり」
どんなことにも潰されない力強い道が開かれるのが浄土真宗ですが、そのみ教えを伝えることが出来ていない我々の責任のようです。
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昨日は幼稚園卒園式でした。
入園時、泣いて、お母さんから離れられなかった園児も先日のお別れ演奏会では、とても幼稚園児とは思えない素晴らしい演奏をこなすまでに成長し、昨日は卒園証書を一人づつ礼儀正しく受け取っていきました。
これから小学校。
心身ともに健やかな成長を願うばかりです。
いつもみ仏さまとご一緒だということを生涯忘れないでほしいと願って見送りました。
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昨日、観世流能楽師・片山九郎右衛門さんとお話しさせて頂きました。
そして面まで着けさせて頂き、感動。
ナント、面を着けると目の部分の小さな穴からしか前が見えません。
足元など全く見えません。
舞台で面をつけて舞うことがいかに大変か、それだけでも大変な発見です。
見ているだけでは何でもなさそうですが、その何でもなさそうなことが鍛練によって初めて出来ていたのでした。
今年の降誕会・祝賀能が楽しみです。
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昨年12月26日、京都から帰ってきて広島駅でバッタリ。
やあ、と声をかけたところ「ワシ、今から入院じゃ」、「えっ!どうしたん?」
「喉頭がんよ」
早速、入院のお見舞いに行きましたが、最近の医療技術から手術すれば完治すると思っていました。
「亡くなりました」という御子息の声を聞いた時は「えっ!」
本堂に飾られた遺影を見つめ、ただただお念仏申すばかりの昨夜のお通夜でした。