善悪

善悪のふたつそうじてもて存知せざるなり

親鸞聖人のお言葉です。


「我は善なり」この意識こそが争いの元でした。

でも、この意識が取れないがら世界の平成を願っている人間の悲しさです。

めでたきこと

お通夜のご法話で「めでたきこと」とお話しさせていただきました。

仏縁を大切に生きて来られた方なればこそ、ご家族の皆さんもご納得です。

ただの長生きでは、とても「めだたきこと」とは言えません。

仏縁を大切にして生き抜く人生に光りが宿るのです。

光に照らされ光になる。

仏光照耀、これからご遺族の皆さんを光で包んで下さることでしょう。

無常迅速

 一月はいぬる。

 

二月は逃げる。

 

無常迅速です。


おつり

昨日、御本山へ行くのにバスになって、降り際にパスピーをかざしたところ反応なし。

運転手さんが「それは使えません」

あわてて500円硬貨を料金箱に入れたところ、おつりがジャラジャラ。

27枚の10円玉。

市バスのお釣りは10円玉しかでないとの運転手さんの説明。

慌てるとろくなことはありません。

紳士的です宗会

熱心な論戦が・・・。

でも緊張感は感じられなくなった宗会です。

良く言えば、宗教団体の議会らしく紳士的。

悪く言えば、元気がなくなった形ばかりの議会。

民意を反映させるのは難しくなってきた本願寺宗会です。


組織とは何でしょう?

組織とは何でしょう?

個人は弱いが組織になれば強くなる。

相互扶助。

縁起、人間に限らず繋がりによってこそ、生きてゆける。

いつの時代も助け合うから生きてゆけるんですね

まさに芸術

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昨日、新しい本堂の襖を制作して下さる、「雲母唐長(キラカラチョウ)」さんへ言ってきました。

 

伝統工芸を守りながら新しい感覚を吹き込む。

 

きめ細かい手作業を何百回、いや何千回繰返しながら作品を作り上げてゆくという話に頭が下がりました。

 

襖と言ってもピンからキリまで。

 

まさに芸術です。
 


目を丸くして

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昨日、イックンの幼稚園最後の発表会に坊守が行ってきて報告を受けました。
 
我が孫の活躍に目を丸くして・・・。
 
眼の中に入れても痛くないとは言いますが、孫って可愛いものなんですね。
 
私は見に行っていないのでただ、聞くばかりです。
 


老い

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僧侶になって48年、住職になって34年。
 
何がどう変わったのか?
 
姿かたちは見る影もなく、変わり果てていますが中身の進歩は全くないどころか後退ばかり。
 
体力、知力は無惨というほかありません。
 
それでも気力だけは、まだまだと思っているから周りの人間にしてみれば厄介?
 
“老醜”という言葉がありますが、自分ではそうは思っていないところが危ないんでしょうね。
 
しかし、考えてみると親鸞聖人ってすごいですね。鎌倉時代に90歳まで生きられ、八十才を超えて書物を表していらっしゃる。
 
電気もなく、ボールペンもなく眼鏡もなかったでしょう。
 
墨をすり、筆を運ばれる聖人のお姿を連想するだけで頭が下がります。
 


技術の継承者

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龍仙寺のHPを開くと今月1日に関西方面で放映されたテレビのビデオが載っています。

 

http://www.aki-ryusenji.jp/
 
10人で取り組んでいる中の最も若い大工さんが紹介されていますが、金剛組で仕事をするのが夢だったと。
 
憧れる仕事につける若者はやはりイキイキしていますね。
 
将来、伝統建築の大工のリーダーとなって技術を継承してゆくのでしょう。

 

http://www.kongogumi.co.jp/ja/topics/170127.html


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