JUGEMテーマ:日記・一般
何はともあれ、一年が終わります。
平成26年は開基五百年法要、そして前住職の往生という大変な一年でしたが、今年はまた、本堂再建という大事業が始まりました。
500年前に開基された後、180年前の大水害で多くのご門徒はじめ、お寺を流された後に古材を使って再建された時以来の大仕事となりました。
有難くも、御理解してくださるご門徒のお力によって、年明け、御正忌報恩講をお勤めした後には遷仏法要を勤修して本堂解体へ着々と進んでいきます。
時代時代で困難な問題に遭遇しながらも、その時折りの心ある門信徒の篤い思いが後世の人々に大切なものを伝え続けてゆくものだとしみじみ味合わせて頂きました。
日本という素晴らしい国に住まわせていただいているのも、先人の御苦労のおかげであったことを知らされ、その歴史の一ページで自分に貢献できることとは?と問われているようにも感じました