昨日、広島別院で研修会がありました。
講師にはお医者さんで終末医療の専門家。
医療の限界は心の問題だと。
心は医療ではどうにもならない。
精神病は心ではなく、脳という肉体の問題であって心とは違うと。
老いをどう受け止めとめるか、死をどう受け止めるか?
いや、人生そのものをどう受け止めるかによって生き方そのものがかわってゆく。
かつて、妙好人と言われた人々の生き様は、思うようにならない人生という不可解が往生浄土という確たる方向性によってかけがえのないものに変化したものでした。
一寸先は闇の人生がそのままで光に包まれた人生に転じたものでした。
即得往生とは光の真っただ中の自分に気付かされることでありました。