本を読んでいたら紹介されていました。
久しぶりに思い出しました。清沢満之師の言葉です。
世間では「人事を尽くして天命を待つ」と言います。
自分に出来る精一杯の努力をした上で、どう評価されるかを待つというものです。
それに対して、評価はどうあれ、大きな御手の中に抱かれて今の自分の力を精一杯、果たさせてもらうだけというものです。
大いなる安らぎに包まれて、ひと時ひと時を尽くしてゆく人生、それがお念仏申す人生です。
ひと時ひと時が良かろうが悪かろうが、いつでもどこでも人生の全体を“おかげさま”と果たさせていただく道です。