違いを認める?

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“みんな違ってみんないい”金子みすゞの詩にありましたが、昨日出席した大田利生先生の勧学昇階祝賀会での先生のお話。
青色青光黄色黄光という阿弥陀経のお言葉のとおりです。


友達も夫婦もみんな違って互いを引き立てているんですね。


“違いが分かる男”なんてコマーシャルもありましたが、違いを認め合えるところに和が生まれるんでしょう。


とはいうものの、認められない違いというのもあちこちにあってやっかいです。
認め合える“違い”とそれが出来ない“違い”その微妙が、とんでもない争いを引き起こしてゆきます。


なかなか、難しいものですね、人生は。


報恩講

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無常迅速を体感する季節の到来です。
こおろぎの啼き音が一層、秋の深まりを感じさせます。


浄土真宗では最も年間行事の中で最も大切な報恩講の季節です。
連載中の五木博之さんの「親鸞」を読みながら報恩講の日程を準備しています。
昔のように賑々しい報恩講を勤めたいと、750回忌を迎えてあらためて思いを強くしています。


報恩講

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いよいよご門徒のご家庭で勤まる報恩講が10月から始まります。
龍仙寺では10,11月の2か月かけてお参りしますが、最近は老人世帯が多く、入院などでお勤め出来ない方も多くなりました。


昨年、体が不自由になって仏間まで来れないけれど奥の部屋で報恩講を楽しみに待っていたので、顔を見てあげてくださいというお嫁さんの言葉でお部屋を訪ねると「今年も報恩講に遇えてうれしい」とおっしゃった方のお顔が忘れられません。


ほとんど寝たきりの状態なのに笑顔で嬉しさを表現しながらご法義を語られる姿に感動したことを思い出しました。
ご法義を喜ばれる方は、どんな状況の中にも湧き出てくる喜びが人生の土台となっているようです。

今年も、あのおばあさんに遇えるかな?


想定外は?

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考えれば考えるほど感心します、JRのEXカード。
ネットで予約して駅の改札にある機械にかざすとわずか1メートル歩く間に予約した切符が印字されて出てきます。
たくさんのデータの中から一瞬にして読み取るのはコンピューターの性格上理解できますが、それが一瞬のうちに印字されて出てくるから驚きです。
列車番号から指定席の番号は勿論、出発時間に到着時間まで。
次から次へお客さんは続きますが・・・。


すごいなあ、とあらためて感心です。
予約した列車より早い列車に乗っても降りるときカードをかざせば改札が開いて外に出ることが出来ます。予約した列車はまだ到着していないのにちゃんと開いてくれるのです。


色んなケースを想定して、どんな場合にも対応するようインプットしてあるのでしょう。
今はやりの想定外はないんでしょうか?


無碍の一道

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届いた「T宗教専門誌」を覗くと“大震災6か月”という記事に目が留まりました。
見たような顔が。
大学同期生のM氏。


大震災でお寺が破壊。
震災後、「お寺があってよかった。泣ける場所があってよかった」というご門徒の言葉を聞いて再建に取り掛かったと。


総代会で本堂再建を決定。
260年前に創建された本堂を全面解体し、本格的な工事に取り掛かった。順調にいけば来年1月には竣工。


驚きました。ご門徒の17人が犠牲、いま一人は不明という現実の中で早速、本堂再建に乗り出したというから驚きです。
人間の力はすごいものです。
さらにお念仏の力“念仏は無碍の一道なり”が加わったとき、驚く力が生まれてくるようです。


お相伴

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昨夜は豪華な夕食でした。

なんとサザエがどっさり。
他にもアナゴ、そしてお赤飯。


ばあばのお誕生祝ということで娘が、いや娘婿さんが送ってくれたものでした。
舌鼓とはまさにこのこと。


お相伴にあずかりました。
美味しいなんてものではありません。
めったにない感動です。


味のおすそ分けが出来ないのが残念です。


全国のお寺が取り組めば

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お葬式やお墓のことが新聞テレビでよく取り上げられています。
合同墓や樹木の下へ埋葬など。


死者になったつもりで棺の中に死に装束を着て入ってみる、というのもあるようです・・・あまり意味はないように思いますが・・・。


そもそもこれまで自分のお葬式やお墓のことは基本的には考える必要はありませんでした。
しかし、自分が死んだ後、お葬式を出してくれる人がいないとか、お墓を守ってくれる人がいないという場合には深刻な問題となるようです。


また、大手の葬儀会館などのお葬式ではいたずらに費用が掛かりすぎてお葬式を出した後、支払いにびっくりされる方も増えています。


龍仙寺では、ご本堂や門徒会館でのお葬式、あるいは納骨堂など多額の経費の心配をされなくてもいいよう整えています。
全国のお寺がお葬式や納骨に関して本気で取り組めば、皆さん心配する必要がなくなるんでしょうが・・・。


やはり男の子です、イックン。


ブーブー(車)に興味。
ブーブー、ブーブーと言って前の道路に行こうと手を引っ張ります。

付き合っておられませんから、なんとかごまかそうと甘栗を与えました。
ここはやはり子供。食い気に負けて甘栗に夢中。


嬉しそうに甘栗を手に持って得意そうです。

甘栗でごまかされるうちが花ですね。


おかげよのう。勿体ないことよ

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いつまで続くのか東日本大震災の復興。
安芸北組23か寺で続けている支援物資も秋を迎え、これから秋物衣料、そして冬に向けての冬物衣料が要望されています。
しかし、レトルト食品とは違って趣味や男女・年齢などを考えると皆さん迷われるようで本堂に置いている支援物資受付箱に数点しか・・・でも、わざわざ買ってきて届けてくださる方もあるんです。


しかし、台風の被害など次から次へ災害で苦しむ人が新たに増えています。


まさにこの世はシャバ・・・耐え忍ばなければ生きてゆけない世界なんですね。


そこに腹を据えてしか生きて往けないのが人生でした。
でもまた、そこに腹が据わってみると、喜べることがいくらでも見つかってくるのも人生です。


“おかげよのう。勿体ないことよ”厳しい時代を生き抜いたお年寄りの口からこぼれていた言葉が耳の奥から蘇えってきます。


一切皆苦

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お彼岸と言えば、お墓詣り。
最近、色々なサービスがありますが、ナントお墓参りの代行サービスをNHKで。
えつ、と驚いたもののなるほどと頷くことしきりです。


老人世帯が多くなった今日、体調が悪くなるとお墓参りにもいけません。
まして、お墓のお掃除となるとお年寄りでは困難なことも当然です。


お墓のことで悩む人、お墓に入ってからのことを悩む墓友。
いつの時代にも、どんな世の中になろうとも、悩みの尽きることはありません。


「一切皆苦」
まことまこと。仏説に偽りはありません。
いつでも、どこにも苦悩のなくなることはありません。


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