初めて、喪主を務めました。


今まで住職として御門徒のお葬式に数百回、いや千回以上の導師を勤めてきましたが喪主を務めたのは初めてでした。


母の臨終から収骨に至る流れの中で、たくさんの方々に支えられ、お葬式が運ばれてゆくことの現実にただただ「感謝」するのみです。


門徒総代の皆さんをはじめ、仏教婦人会、仏教壮年会など様々な人のお手伝いでお葬式が進行されました。


大きな大きな支えの中で生かされていることをしっかり実感した一日でした。

仏となって

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昨日は母、前坊守のお通夜でした。

今日はお葬式。

本葬は7月9日です。


臨終に立ち会ったのは初めてでした。

こんなに突然やってくるとは、驚きでした!


25日夜、誤嚥性肺炎で緊急入院。

入院当初は息遣いが荒く、心拍数も150を超えることもしばしばで、血圧は60〜30、血中酸素も30あまりという極めて危険水域の数値を示していました。お医者さんも非常に危険な状態ですと言われていました。

それが少しづつ改善し、27日午前には、母の楽しい思い出を引き出すような話をすると反応し、心拍数は90前後、血圧は111〜60まで上がり、血中酸素も80〜90とほぼ正常値に改善しました。

奇跡的に良くなるのでは?と期待を持ったのも束の間、午後になって徐々に低下を始めました。

午後6時前、突然、電光掲示板に刻まれていた数値が0に。画面にグラフのように刻まれていたものがツ―とした線に・・・。


一瞬のことでびっくり、慌てて母を呼ぶみんなの声が。


また、一時的に脈を打ったものの静かに息を止めました。



90年、有難うと口々にお礼を言って涙の別れでした。


でも、これから仏さまとなって私を導いてくれます。
 

ただ動き回って終わる人生


マツダの事件、正常ではできません。

“心を滅ぼして物で栄えた日本”が迎えるべくして迎えた姿ともいえましょう。

お葬式無用論や直葬、そして家族葬なども合理性追求のはてに出てきた姿でしょう。

身近な人の死まで、合理的に片付けようとする姿勢には、生きた人間の心が感じられません。

お葬式ではなく、遺体処理?

知らず、知らずのうちに人間が壊れていきつつあります。


人間って何か?
私は何のために生まれたのか?

基本的な問いを見失って、ただ動き回って人生を終わるだけの生き方が今、問われているとも言えましょう。

桔梗

今年も桔梗が紫ずきんのような花を咲かせています。



年々、花の数が多くなっています。

でも、株は増えていません。

一つの株からたくさんでています。

花の種が毎年落ちているのに・・・新しい芽が出てきません。


どうしてでしょう。


桔梗が群生してくれたらいいのになあ、と期待しているのですが!

ポッカリ穴が空きました


昨日、イックンが帰るべき、福山の光明寺に帰って行きました。

府中で生まれて2カ月半もの長きにわたって我が家に居てくれました。

楽しい時間をくれたイックンでしたが、帰るべきところ終の棲家に帰ってゆきました。



福山のお寺はというと、いっぺんに賑やかになりました。


2人の赤ちゃんです。


お嬢さんがお産で帰ってきて一か月前に女の子が生まれています。

一人でも大変なのに、しばらく2人の赤ちゃん体勢です。


我が家は、ポッカリ穴が空きました。

笑顔が消えてゆきました。



十人の
大人をあやす
赤子かな



でも、長女の子供たちもしょっちゅうやってきてあやしてくれるでしょう。

幼児虐待

お風呂上がりのイックンが、必ずなる顔です。



風呂上がりに耳と鼻をオイルをつけた綿棒でお掃除。

いや、お手入れ。

これが大嫌いのイックン。


大暴れ。


ジジとババが頭を押さえ、両手を押さえての作業。


幼児虐待!の何物でもないと大泣きです。

誰でもよかった


マツダ宇品工場で11人を自動車ではね、1人死亡10人の重軽傷者を出した犯人の言葉です、「誰でもよかった」。


秋葉原事件をまねてのことでした。


こんな事件がたびたび起こるようになった原因は何でしょう。


犯人はおとなしいタイプの人間だったそうです。友人に相談していたとも・・・。


「さるべき業縁のもようさば いかなる振る舞いもすべし」親鸞聖人の言葉が胸に突き刺さります。


「仏語に虚妄なし」まこと仏さまにあった人の言葉は違います。

いかなる振る舞いでもする危険性を持ったこの私であることを自覚しなければなりません。

「私にはあんなことはできない」誰でも思っていることですが「まさか」となって現実になってしまうんですね。

人間の心を失って、鬼の心が・・・

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また、とんでもない事件が・・・。


我が町・府中町で犯人は逮捕。

人間が壊れています。

人間が人間でなくなっています。
人という名の動物。
いや、他の動物が“一緒にしないでくれ”と迷惑がっています。

「物で栄えて、心が滅んだ」のではなく、「心を滅ぼしたから、物で栄えることができた」のではないか、と本願寺の御門主。

心を滅ぼして、物で栄えた結果、物を失った時には恐ろしい鬼の心に変わっていたということでしょうか?


下手の横好き


石川 遼クンの活躍に驚いていたら、女子では宮里 藍選手が米シーズン4勝、そして世界ランキング1位になったというニュース。

サッカーもガンバっているし、スポーツ界にはワクワクするニュースがいっぱいです・・・大相撲を除いて。

後、何年いや何回ゴルフできるかと思い、今年はゴルフ頑張ろうと決めたのですが・・・腰痛や何やかやと・・・結局、ことにはなりません。


まあ、下手の横好きぐらいで楽しむことにしました。

ホタル草

御門徒のYさんのお庭に咲いていました、つゆ草。



ピント外れでぼけていますが・・・。


子どもの頃には「ほたる草」と言っていました。

ワラで編んだホタル篭の中に入れて、水を吹きかけその中に捕ったホタルを入れて楽しんだのが昨日のように思い出されます。

お寺の前の川で竹箒をもってホタル捕りに興じたものでした。

最近は、このあたりでホタルの姿を見ることは全くありません。

そういえば、ぼつぼつホタルの季節。

光の糸を引きながら飛びまわるホタル、懐かしいです。

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