数の単位

一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、杼、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、 無量大数

そう、これ数の単位です。

いつ頃だったか暗記しました。21単位あります。

せいぜい万の単位までしか縁のない私達です。
日頃、億以上の単位で考えている人はまずいないでしょう。

宇宙科学の世界でも億光年ぐらいの単位かな?

まして不可思議、無量大数なんて単位、全く無縁です。

しかしこれとて有限の数です。


阿弥陀仏は、無量寿・無量光の仏さまです。

その無量寿・無量光の仏さまに抱かれている。

そう、無量寿・無量光の外にいる者はいないんです。

そのことに気付かせていただく時、
不思議に安心と歓喜に満ちた人生が始まります。

定期宗会中です

 本願寺の宗会は歴史が古く、
明治14年に第1回が開かれて
今回が第290回の宗会です。

定期宗会中


帝国議会が開かれたのが、明治23年ですから、
それより本願寺の宗会は9年早く開かれています。

日本で初めて議会制を導入したのが本願寺だったのです。

浄土もろうて娑婆にをる

さいちは どこにをる
浄土もろうて しゃばにをる
これがよろこび なむあみだぶつ

しゃばでたのしむ ごくらくせかい
ここが浄土に なるぞうれしや
なむあみだぶつ


人生の真っただ中でお浄土を味わう、浅原才市さんのお念仏申す喜びです。

おひなさま

JUGEMテーマ:日記・一般
 3月3日は、おひなさま。

ところで、男びなと女びなは、どっちが右でどっちが左?

京都では、伝統的には男びなが向かって右で、女びなが左だそうです。

おひなさま1

古式にならうと、日が出る右に男びな、左が女びななんだそうです。

今は、お店によってまちまちとか!

おひなさま2

昭和天皇が即位の礼で皇后の左に立たれたことから、
左右が入れ代わった飾り方が増えてきたようです。

結局どっちでもいいということでした。

死なぬにまいる

ありがたい
ひとは死ぬるに
わしゃ 死なぬにまいる
みだの浄土に
   妙好人<浅原才市>

行き詰まることが往生ではありません。
死ぬるのでもありません。

生まれ往く。
生き往く。
煩悩に汚れない新しい世界が始まるのです。

往生浄土とは光に満ちた新しい世界の始まりでした。

百回忌法要

ご門徒のHさんがお爺さんの百回忌法要を依頼に来られました。

百回忌法要をお勤めされるのは珍しいことです。
大正12年に亡くなられていますから実際には13年も早い百回忌です。

でも、直接故人をご存知の親族がご健在の間に勤めたいということです。

一昨日のブログで五代前まで遡ると江戸時代後期、その間62人の先祖(親)がいると書きましたが、今の自分の存在はその親を離れて有り得ないということでした。

その繋がりの中に今の自分の人生があることをご縁のある方々と共に喜び味わうのも仏縁です。

キツネはわが身をとがめず、わなを責める

キツネはわが身をとがめず、わなを責める。

英国の詩人、ウイリアム・ブレイクの言葉だそうです。

これを責任転嫁と言うんですね。


迷信に迷うのも責任転嫁。

縁起かつぎをするのも責任転嫁。

困った時の神頼みも責任転嫁。


「これもわしの業よ」と受け止める腹の据わりが自らの道を切り開いてくれます。

これ、自業自得の教えです。

逃げれば逃げるほど窮地に追い込まれていくのです。


中川大臣の任命責任が問われました。
麻生総理の選任責任は?

度重なる短命総理の選任責任は?


それも問わないで、またぞろ民意無視の首のすげ替え?

一ヶ月間、毎日が先祖の御命日

ある方が、先祖を江戸時代まで調べてみたら、なんと一ヶ月間毎日が誰かの命日に当たっていた、と驚かれたそうです。

毎日が先祖の誰かの御命日。そうです。
五代遡ると先祖(親)の数は62人です。
単純に30日で割ってみると一日2人の計算になります。

五代前というとおよそ150年ぐらい前、江戸時代後期です。


十代遡れば、2,046人の先祖です。一年365日。毎日が平均5〜6人の祥月命日となります。

先祖の命の上に私の毎日があったのです。

別れと出会い

JUGEMテーマ:日記・一般

通常、「出会いと別れ」と表現するところです。

それを逆ににして「別れと出会い」。

先日、広島別院であった研修会での講演のテーマです。

研修会


講師は龍谷大学教授の鍋島直樹先生。

「別れ」で終わるのでなく、「別れ」から始まる「出会い」。

そうです。

往生浄土。

「死」は、仏さまとしての活動が始まる新たな出会いの始まりでした。 

お見舞にいって癒される

JUGEMテーマ:日記・一般

元門徒総代のOさんのお見舞いに行きました。

去年の5月に事故で大ケガをして病院を転院しながら何度も手術。
まだ、足が金具でブロックされ、金具がついたままでリハビリ中でした。

なかなか退院の目処がたたないようです。

そんな状態でも冗談を言い、明るく振る舞っていらっしゃるOさんに
見舞いに行ったこちらの方が癒されました。

長い入院生活。ボルトのような金具でブロックされた足。
気がめいるであろうにと思うのですが明るく応対されたOさん。

有り難く嬉しいひと時をいただきました。

ナンマンダブツ。思わず心の中でお念仏・・・でした。


calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
<< February 2009 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
links
龍仙寺のホームページ
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM